留年医学生メンタリティ

心身故障、留年、休学、療養

現状を整理1/2

 以前やっていたブログ「なんとかBOTは最低限度の医学生」は、「留年しないギリギリラインの取り組みとはどの程度のものなのか」を検証するものでご好評いただいてたんですが、ギリギリを攻めすぎた結果留年してしまい、クソダサいことに打ちきりになってしまいました。

 そうして代わりに始まったこの新番組は留年生の生活を精神面を中心につづるものとしてやってきたわけなんですが、これもあくまで「今度は進級できるだろう」と思っていたことが前提。進級できないのにブログ書いてても恥ずかしいですからね。

 今年度の僕に課されたタスクは3つ、前年不合格だった某科目の試験と、合格したのに留年したら受け直さなきゃいけないCBT&OSCE(医師免許の仮免試験のようなもの)だけ。あくまでこの3つだけだし、某科目の追試とCBTは9月、OSCEは10月。留年が決まったのは3月だから、時間は十分にあるしなんとかなるだろうと思っていたんです。

 ところが、思いの外勉強が手に付かない。留年関係なく昨年度末は精神がズタズタで不安障害のような状態でままならなかったから、とりあえず4月はリフレッシュに充てました。全く勉強はしてません。ええ全く。

 でも一日中寝てるような生活が続いたもんだから、これはいけない、まずは生活リズムを整えようと思って5月からバイトを始めたんです。塾講師は夜しか仕事がないから、中古車屋のバイトを見付けてきて、月曜から金曜、朝10時から夕方5時まで、車を洗ったり、ちょっとした整備をしたり。これがまたいいバイト先で、生活リズムをはじめ、心身の調子を整えることができつつありました。

 ところがさすがに調子に乗りすぎでした。そんな正社員のようなほぼフルタイムの勤務形態、さらにそれに加えて塾講師のバイト、さらに実は夏からは家庭教師の仕事も取ってきたもんで、こうなってくると勉強する時間なんて全くと言っていいほどありません。参考書を入手しましたが、結局ほとんど開きすらしませんでした。

 そうこうしているうちに7月が来て、8月が来て、おそらくみんなは例の科目の勉強を始めている頃でしょう。しかし僕が気が乗って始動できたのは2週間前。しかも、成績優秀で優しい友人がノートを貸してくれて読んでみるわけなんですが、勉強から離れすぎて、初めは書いてある意味が全くわかりません。日本語なのか? という感じ。必死で何度も何度も読んだらようやくわかってきましたが、その状態に達したのはなんと3日前。それでもなんとか配点の高そうな所や毎年出題されているような所を見付けて、そこに絞って勉強しました。その結果、「相変わらず出来はよくないが去年よりかは確実に進歩している」とのことで合格をもらうことができました。教授室に呼び出されて、コーヒーとシュークリームを出されて、そういう話をされたんですけど、そんなに甘いんなら去年単位くれよ…って言いたくなったのはともかく。この一科目で留年したんですからね…ともあれこれで進級への3つのハードルのうち1つをクリアしました。

 そしてその試験が終わると、今度はCBTです。しかしその間のインターバルはわずか数日。2つの勉強を並行して進めるなんて器用なことは僕にはできず、某科目の勉強だけに注力していたので、この時点ではCBTの勉強を全くしていませんでした。もちろんCBTは昨年度も受けているからその時に勉強はしているんですが、記憶はほとんど残っていません。時間がないからどうせ勉強してもムダだと思ったし、なんで昨年度受かってるのにまた受け直さなあかんねんっていじけて気分は乗らないし、相変わらず仕事が忙しいしで、結局、CBT本試験は全く勉強せずに臨んでしまいました。本当に純粋なノー勉です。おそらく日本中の大学でそんなヤツは僕だけでしょう。最初から追試に照準を定めて受験したような感じです。あの、劣等生界隈でよく言う、

「本試は模試、追試が本試」

ってやつです。そしてもちろん結果は不合格。当たり前ですが学年最下位のおまけ付きです。ただ、分野ごとの成績では、ビリじゃないものもあったり、前回を上回ってる分野もあって、その辺は不思議ですね。

 そしてここからCBT追試までの6週間が本当の勝負。いよいよちゃんと勉強しないと2年連続の留年が見えてくるわけです。前回受験して合格したCBTに充てた勉強期間は10日間ですから、最低でもそれくらいは時間が欲しい。

でも! でも! やっぱり! 気が乗らない。

 気付いちゃったんですよ。とにもかくにも大学が嫌い。この間もたびたび用事で大学に行くことがあったんですが、いつも動悸がしたり、お腹を下したりする。

 そんなんだから、一向に勉強に取りかかれない。そうこうしていたら、追試まであと約2週間となり、ここで先にOSCEの試験が。もちろん、OSCEの勉強なんてしてるはずがありません。CBTですらノー勉なのに。というわけで、OSCEは実技試験なんですが、教材ビデオを見て一夜漬け。そしたらこれは乗りきれちゃいました。ちょっとした補講には呼び出されたんですけど、ほんのちょっとしたことなんでその話は割愛。守秘義務の兼ね合いもあるし。ともあれこれで進級への2つ目のハードルをクリアです。

 OSCEが終わり、CBTの追試まであと2週間。しかしやっぱり勉強が手に付かない。でももちろんそれではいけないのはわかってるから、精神的には追い込まれていくわけで、でもそうなると逆に勉強に集中できなくて、結局何もできないという悪循環。そしてデッドラインの10日前。ようやくQB問題集を仕事の合間にパラパラ読み始める、が本当に読むだけ。結局、さすがにヤバいらしいねと心配してくれたバイト先の社長が試験前にくれた5連休でなんとかすることに。しかもそれでもまともに取り組めたのは最後の3連休だけ。さすがにそれだけの時間ではまともな勉強はできないから、QBのうちいわゆるメジャー科を1~2周「読んだ」だけ。解いてはない。もちろん前年度より圧倒的に少ない勉強量。あの時は2巻と3巻を何周か「読んで」、4巻を1回「読んだ」んだもんな。

 そして試験前夜、メディックメディア社のQB模試を受験。普通は合格レベルに達してる人が最終チェックとして安心材料のために受けるものであって、全然勉強してない僕が受けても安心材料どころか不安材料にしかならないわけですが。案の定こんな成績で、不安しかありません。

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 そうして迎えた追試の日。受験者はたったの4人です。3人が知識を確認しあってるけど、半分くらいは何話してるかわからない。なんやこいつら、なんでそんなに知識あるのに落ちとんねん…でもやるしかない。ハズキルーペをかけ、コンピュータに向かう。

 守秘義務があるので内容は言えませんが、あと内輪用語使って申し訳ありませんが、多選択肢問題まではそこそこどうにかなった気がしました。しかし最後の4連問の手応えが微妙。本試でも模試でも爆死したゾーンでここが合否のカギになると考えていただけに、そして「終わりよければすべてよし」の逆になってしまったことで、結構凹む。

 しかし翌日からはまた朝からバイトに向かわねばならないのであった。気持ちの切り替えもクソもないですよ。

 「どうせ落ちてるやろ」「でも受かっててほしい」「てか受からなあかんやろ」「落ちたらどないしよ」「いろんな人に会わす顔ないわ」「死ぬか?」「でも死んだら奨学金の返済義務が保証人に…」「だから自殺はあかん」「でも希死念慮は…なんか不慮の事故で死ねたらラッキーやな」

なんてグルグルするわけですよ。この時点では成績がどうとか進級がどうとか親には言ってないから、もしメールも返さず実家にも帰らず実家に帰っても休みの日は一日中突っ伏してるこの現状で進級できなかったら何て言われるか…

「あー地球終わんねえかなー」

なんて、ずんの飯尾みたいなことも本気で考えました。

 自分から言わなくても周囲が精神的不調に気付いてくれればその辺もっと楽だったんですけどね。気付いてもらえないのは仕方ないとしても、自分から言い出せないのはもどかしいものです。気付いてほしい…

 そしてOD事件に至るわけなんですが、続きは後編にしましょう。クソ面白くないもん。前編はここまで。

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